Making Baby in America (MBA留学日記)復活版

10年前の自分の日記にツッコミを入れるという企画です
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プロジェクト二日目

フランス時間の朝4時に目が覚める。まだ、時差ボケの影響か。初日に議論した内容をまとめ、東京に電話で報告。今日、最低限議論しなくていけないことを明確にする。朝6時にホテル内のレストランで朝食。7時からアメリカ人チームとミーティング。8時にタクシーでオフィスに向う。

とりあえず、午前中は、フランス側の出方を静観することにした。ところが彼らは自分たちのルールを押しつけようとする姿勢をくずさず、全く譲歩する気はない。また、本来は同一歩調をとるべき、アメリカ人チームと私の間でも意見の食い違いが出てきた。やばい。

ふと、ビジネススクールでのチームプロジェクトを思いだした。あの時は、それぞれの人間が背負っているものがないことから、言いたいことをいう気楽さがあった。したがって、およそ合理的とは思えない乱暴な議論に付き合う余裕もあった。

ところが、今回は違う。みながそれぞれ背負っているものがあり、合理的な判断が求められるリアルな場だ。が、その一方で、今度は、それぞれの組織の中での「立場」というものを考えなくてはならない。合理的だからという理由だけで、いままでやってきたことを変えさせることはできない。

議論がまとまらない。双方がやや感情的になってきた。そのせいか、みなが早口になり、私も英語での議論につらくなってきた。こんなときに、大切なのは原点に戻ること。そうすれば、自分のペースに戻すこともできる。

そこで、私は、このプロジェクトチームのゴールを再確認しようと提案した。マネジメントが我々に期待していること、我々の課題を明確にした上で、それぞれについて、双方の見解をのべ、我々チームとしての提案をすることにした。

明らかにミーティングの流れが変わった。最初はわかっているつもりであっても、議論が進むうちに、見失いがちなゴール。このゴールをときどき確認することの大切さをこのときほど、感じたことはなかった。

我々はホテルに帰ってからも、夜遅くまで明日のミーティングの準備を行った。フランス側のメンツをつぶさないような言い方を考えようとする私に理解を示すアメリカ人たちをみて、親近感を感じるとともに、やっぱ、アメリカ人の方がわかりやすくていいって思った。

やっと光が見えてきた。
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