Making Baby in America (MBA留学日記)復活版

10年前の自分の日記にツッコミを入れるという企画です
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2000年11月6日 シカゴ (10年前の日記)

(次の文章は10年前に私がMBA留学日記としてHPに掲載していたものです。10年前の自分にツッコミをいれるという企画です(笑))

今日は午前中の授業が終わるとすぐ、シカゴにむけて車を走らせました。某外資系コンサルティング会社のレセプションに顔をだすためです。車は前日にレンタカーをかりておきました。飛行機ですと約1時間ですから飛行機で行けばいいようなものですが、おもわず車で行ってみることを思い立ってしまったのでした。思い立ったら後先考えないところは私の悪い癖です。

途中からは雨も激しく降り出す最悪の天候でした。シカゴまでひたすら4時間半の道のり。まっすぐな道を100キロ以上で走らせるというのも結構疲れるものなんですね。途中では鹿が轢かれて死んでいるのを初めてみました。

シカゴではハイウェイを降りるところを間違えてしまい、こんなところで車が故障したら、いっかんの終わりといったやばい地域に行き着いてしまいました。車が青で走っているのに平気で道を横切るヤツがいて、一度はひきそうになり、生きた心地がしませんでした。あたりは暗くなってきますし、シアーズタワーが見えたときは、ホッとしました。

「土地勘がないところへ車で一人で行くなんて馬鹿なことはやめよう。もう学生じゃないんだし。」とふと頭をかすめましたが、よく考えると学生なんでした。レセプション自体は非常に楽しいものでした。最初の45分ほど会社説明があり、後半2時間ほど食事をしながら、話をするといった感じでした。

このコンサルティング会社はもともとITに強い会社で知られていましたが、いまでは戦略部門に力を入れており、今日はその戦略グループのMBA学生を対象にしたリクルーティングでした。俗にいう戦略系コンサルティングファームのような高飛車なイメージ(?)はありませんでしたが、それでも言葉の端々に戦略のコンサルティングを自分たちはやっているという自信とプライドはちらちらと覗えました。

実際にファームにいる人たちの経歴をみてもわかりますが、コンサルというのは学歴が一流でかつ能力がある人たちをリクルーティングしようとしているのは間違えありません。一流大学を卒業し、一流企業の勤務経験があり、一流ビジネススクールのMBAをもっている人たちの中でもできるだけ優秀な人材が欲しいという雰囲気がプンプンしていました。

以下はこのファームのパートナーの方が言った話です〜コンサルというのは「サービスを提供して、その場でお金をもらう」というビジネスです。当然のことながら、在庫を抱える必要もありませんし、貸し倒れのリスクもまずありません。ところが、一方でコンサルを行った企業の業績がいくらよくなったところで我々にはあまりうまみがありません。これからも永続的に我々が成長していくためにはある程度のリスクをとっていかなくてはいけない。そこで、これからはスタートアップの企業にも積極的に投資していこうということになり、実際にいくつかの会社には資本や人を送り込んでいる。ここで必要になってくるのは、実際に事業を立ち上げることができる人材、CEOになれる人材です。いってみれば、従来の戦略グループが求めていたものと違う能力をもった人材が早急に必要なのです」というようなことでした。

ここでおもしろいと思ったのは、優秀な戦略コンサルタントが優秀な経営者になり得るとわけではないといったことを結構、正直にコンサルティングファームの人間が口に出していることです。まあ、当たり前のことですけどね。

採用に関してですが、年齢のことは話題になりました。やはり、34、35歳の人たちのりクールトするときは非常に慎重になると言っていました(こんなこと言ったら、アメリカだったら訴訟もんですね)。この年齢になると新しいことを吸収する前に古いものを捨て去るのに時間がかかるというのがその理由のようです。本当かどうかはともかく、少なくとも採用する側はそう考えていることがわかりました。

私と同じ年の人が2人いましたが、我々くらいの年齢だと前職の経験がものをいうせいか、上位校の2人でもI-Bankなどは苦戦していると言った話をしていました。10時すぎに終わり、私が家に着いたのは朝の3時すぎ。まずまずの収穫ではありましたが、この忙しい時期に、往復10時間ちかくかけてやることだったんでしょうか?、こういう馬鹿なことをする人間はまず戦略コンサルタントにはいないだろうなと思いながら、眠りについたのでした。

(10年後の自分のツッコミ)

ほんとにいないでしょう(笑) そんな戦略なきこの私が数年後に戦略コンサルタントとして働くことになろうとは思ってもみませんでした。

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