Making Baby in America (MBA留学日記)復活版

10年前の自分の日記にツッコミを入れるという企画です
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感謝

大晦日。車で15分のところにある船橋の実家に父と出かけ、簡単な掃除を行なった。母が元気だった頃がいやおう無しに思い出され、涙が出てきそうになる。

マンションの一階下に住む両親の部屋で夕食をとるために集まった。感謝の気持ちを伝えようと、母のベッドの枕元に立ち、父と母に言った。

「この一年間、本当にありがとうございました」

目を大きく見開いている母。言葉がしゃべれない母の代わりに父が言った。

「お母さん、俺たちの方こそ、お礼を言わないといけないよな」

「そんなことないよ」と言うのが精一杯。それ以上の言葉を言えば、泣いてしまいそうだった。

その夜、二人の子供たちが寝ようとしているのを呼び止めて言った。

「二人がいて、本当に楽しい一年だった。ありがとうね。また、来年もよろしく」

きょとんとしながら、布団に入る二人。それから、妻にも一年間の礼を言った。

「私のほうこそ、あなたに本当に感謝してます。ありがとう」

なんて、涙ながらに言うのを期待してた私。ところが、妻の口から出てきたのは。。。

「ほんと感謝してる?だったら、来年こそ、貸しているお金返してね」

「えぅ?留学したときのだっけ」というのが精一杯だった私。

妻からの借金など、全く忘れていたのだった。っていうか、てっきりEquityだと思っていた。債権者だったのね。
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健康

久しぶりの満員電車。朝一番で、日産自動車のVP(財務担当)に時間をとっていただいた。推薦文を書いてくださった御礼。もちろん、拙著「道具としてのファイナンス」をお持ちした。「サイン」と言われ、一瞬、封印した幻のサインが頭をかすめたが、やはり普通にサイン。

それから、普通に、他の人に呼び止められ、これまた、普通に社内のミーティングに参加。「石野、これは、チャージすんなよ」と釘をさされる。「誰のおかげで、日産のことを本に書けたんだよ」という無言の圧力を感じつつ。。。

昼は、M&A専門のコンサルティングファームで役員をしている知人とランチ。最近、企業買収したいという会社が増えているという。その理由が、「手元にキャッシュがあまっているから」とか「みんな、やってるから」というのが多いというから、あまりにお粗末。

有楽町の交差点で彼と別れたあと、ふと「O型が足りません」という看板が目についた。久しぶりに献血。献血をするにも、問診表があるし、簡単な血液検査もある。献血したくても、健康上の理由でできない人もいるということだ。

母が寝たきりになってから、私は、自分が、息ができること、モノを食べられること、排泄ができること、カラダを思い通り動かせることを毎晩、寝る前に感謝するようになった。24時間文句も言わずに働き続けてくれる自分のこの体こそが尊いものだと思うようになった。


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